介護
専門家の回答
栄養補助食品とは

お年を重ねるごとに色が細くなったり、嚥下障害や認知症により食事が難しくなったりして、1日に必要な栄養素が十分に摂取できない場合などに用いられます。
ビタミンやミネラルなどは特に不足しがちですので、こういった補助食品をいつものお食事と組み合わせることで、1日の栄養素を補います。
栄養機能食品と異なるのは、特定の栄養素を補うためのものでなく、カロリーやビタミン、アミノ酸、ミネラルなどを総合的に補助するものです。
栄養機能食品とは、特定の栄養成分の補給のために利用される食品で、栄養成分の機能を表示するものをいいます。
栄養機能食品として販売するためには、一日当たりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が、定められた上・下限値の範囲内にある必要があるほか、基準で定められた当該栄養成分の機能だけでなく注意喚起表示等も表示する必要があります(食品表示基準第7条及び第21条)。
栄養補助食品の種類
栄養補助食品には様々な種類があります。ご本人の好みやその日のお食事に合わせて、選んでみましょう。
- 食事や液体に混ぜる粉末状のもの
- ゼリー
- 錠剤・カプセルなどのサプリメント
- お菓子
- 飲料タイプ
活用例
体調不良などの食欲が低下している場合
風邪などで食欲が低下してる場合にも栄養補助食品の摂取は有効です。
ツルッと食べられるゼリータイプのものや、飲み物タイプのもの、飲料に混ぜられる粉末状のものなどは食欲が落ちていても摂取しやすくおすすめです。
嚥下障害や認知症などにより食事摂取量が低下している場合
嚥下障害や認知症などで、お食事の量が少なくなってしまうことがあります。
嚥下障害の方は飲料などにとろみをつけてあげると、飲み込みやすくなります。また飲み込む際にとても神経を使われますので、食事で疲れてしまう場合も多いため、少ない量でも栄養素を補えるような工夫をしてみましょう。
認知症の方は認知機能が低下することにより食事の量にムラが生じてしまうことがありますので、いつものお食事にプラスして栄養補助食品を取り入れてみましょう。
医薬品にも栄養剤があります
医師の必要であると判断した場合、栄養状態を回復させる目的で栄養剤が処方される場合があります。
飲料タイプが一般的で、コーヒー味やバニラ味、抹茶味など色々なお味があります。
処方については担当医に相談をしてみましょう。
まとめ
栄養補助食品はあくまでいつもの食事に加えて、1日の栄養素を補助するものです。
栄養補助食品ばかりを摂取したり、摂取しすぎることのないように注意しましょう。
また、食事摂取量が低下すると水分不足も同時に起こることが多いため、脱水にも注意することが大切です。
監修者:看護師 野崎理香
栄養補助食品には様々な種類があります。
栄養不足を補うため、ご本人の好みや目的に合わせ日頃のお食事に合わせたり、栄養補助食品を組み合わせてみましょう。